2026年8月の有効リードは81件で、7月の45件から1.8倍に増え、単月として過去最高を更新しました。8月は広告費をかけておらず、81件はすべて検索とAI検索、直接流入からの獲得です。伸びの中身と、その背景にある施策を報告します。
AIを活用したBtoBマーケティングの戦略設計から実行までを担当。検索流入を軸にした集客と、AIXの現場知見をもとに記事を監修しています。
合同会社efuでは、AI検索で引用される状態をつくる設計から実行までを支援しています。記事の内容に関するご質問や、自社での取り組みについてのご相談は、支援内容のページからご連絡ください。
8月の主要指標

有効リードは目標20件に対して81件で、達成率は405%です。検索クリックと検索表示回数はいずれも過去最高を更新しました。一方でセッションは7月とほぼ同水準にとどまっています。
| PV | 4,225 |
| セッション | 2,059 |
| 検索クリック | 2,025 |
| 検索表示回数 | 131,996 |
| 検索CTR | 1.5% |
| 有効リード | 81 |
セッションが横ばいなのは、7月に実施した1万円の広告出稿を8月は止めたためです。7月は広告経由のセッションが452ありましたが、8月は8にとどまります。広告を除いた流入で比べると、7月の1,656セッションから8月の2,051セッションへ24%増えており、自然検索は781から1,042へ33%増、直接流入は498から710へ43%増でした。
リードが1.8倍になった要因
セミナー申込を集合型に切り替えた
8月の伸びの最大要因は、8月21日に実施した無料セミナーの申込形式の変更です。それまでの1対1の個別開催から、毎週金曜に固定した集合型のオンライン開催へ変更し、申込フォームは開催回を選ぶ形式にしました。開催日を選んで申し込む形式に変わったことで日程調整のやりとりが不要になり、切り替え後の申込ペースは切り替え前の4倍に上がっています。セミナーページへの検索クリックは1.6倍でしたので、流入の増加分だけでは説明がつかず、申込形式の変更がそのまま件数に反映されたと見ています。
申込につながるページへの流入が増えた
検索クリックは1,588から2,025へ28%増えました。増分は均等には入っておらず、セミナーページが1.6倍、AI人材検定のページが2倍、AI導入支援コンサルティングのページが1.7倍と、申込につながるページに集中しています。記事群であるジャーナルは7月に続いて横ばいでした。
検索語の面では、AI顧問を含む語の平均掲載順位が16位台から5位台へ上がり、費用や難易度まで指定したセミナー関連の語も順位を上げています。何を学べるかを調べる段階ではなく、いくらで、どのレベルから参加できるのかを確かめる検索が、7月に続いて増えています。8月はOpenAIのCodexに関する検索需要が急増しましたが、5月に公開した解説記事とCodexのセミナーページが揃っていたため、情報収集の段階から申込の段階までを1つのサイト内で受け止められました。
リード81件の中身
営業メール、同一アドレスからの重複申込、テスト送信を対象外として除外した件数です。81件はいずれも広告を経由していない流入で、集計対象は資料請求、セミナー申込、お問い合わせ、研修申込、開発相談、AI導入支援コンサルティングの相談の6経路です。
経路別ではセミナー申込が6割を占め、残りをお問い合わせ、資料請求、研修申込、AI導入支援コンサルティングの相談が分け合っています。7月は4経路からの獲得でしたが、8月は研修申込とAI導入支援コンサルティングの相談が加わり、5経路から獲得しています。
AI検索からの流入は第3の経路として定着した
AIアシスタント経由のセッションは196で、全2,059セッションの9.5%にあたります。7月の184セッション、8.7%から微増で、参照元別ではGoogle検索と直接流入に次ぐ第3の経路の位置を2か月続けて保っています。内訳はChatGPTが190、Geminiが7、Copilotが3、Perplexityが1です。
AIアシスタント経由のフォーム送信は5件で、ChatGPTが4件、Geminiが1件です。7月の7件から減りましたが、リード全体が1.8倍に増えるなかで一定数を保っています。

被引用はChatGPTが減り、他のエンジンが増えた
生成AIの回答エンジンが協会サイトを引用した回数は、9月5日時点で76件でした。7月末の93件から減っています。日本国内の集計で、内訳は次のとおりです。
| AIエンジン | 7月末 | 9月5日 |
| ChatGPT | 61 | 19 |
| Copilot | 14 | 20 |
| Google AI Mode | 8 | 16 |
| Gemini | 1 | 11 |
| Perplexity | 4 | 8 |
| Google AI Overviews | 3 | 2 |
| Grok | 2 | 0 |
ChatGPTからの被引用が61から19へ減った一方で、Copilot、Google AI Mode、Gemini、Perplexityはいずれも増え、ChatGPT以外の合計は30から57へ1.9倍になりました。引用元がChatGPTに偏っていた状態から、複数のエンジンに分散する状態へ移っています。ChatGPTの減少要因は現時点で特定できていません。9月に引用されたページの入れ替わりを追って確認します。
検索とAIの評価を底上げした施策
7月に続き、外部からの評価を示す指標が伸びました。7月末から9月5日までの変化は次のとおりです。
| 指標 | 7月末 | 9月5日 |
| ドメインレーティング(DR) | 13 | 27 |
| 被リンク | 183 | 252 |
| 参照ドメイン | 27 | 50 |
ドメインレーティングは13から27へ2倍になり、参照ドメインは27から50へ増えました。有料のリンク施策は行っていません。
助成金の活用ガイドを資料ダウンロードに追加した
8月16日に、人材開発支援助成金の事業展開等リスキリング支援コースの活用ガイドを資料ダウンロードに追加しました。法人研修の検討段階で助成金の適用可否を確かめる担当者向けの資料で、研修申込の前段に置く位置づけです。
ジャーナルは47本を公開し、記事量は前月と同水準を保った
ジャーナルの公開本数は8月も47本で、7月と同じ本数です。ニュース記事の自動生成と解説記事の制作を並行して続けています。ジャーナル全体への検索クリックは横ばいですが、8月に上位へ入ったCodexの解説記事やAI顧問の比較記事のように、検索需要が立ち上がったときに受け止める記事の在庫として機能しています。
まとめ
8月の伸びは、流入の総量ではなく申込の形式を変えたことによるものです。セッションは広告停止の影響で横ばいでしたが、セミナー申込を開催回を選ぶ集合型に切り替えたことで申込ペースが4倍に上がりました。増えた検索クリックもセミナーと検定という申込につながるページに集中しています。
検索面では、AI顧問のように既存ページの整理で順位が動いた語と、Codexのように需要の立ち上がりを解説記事で受け止めた語の2つが伸びました。いずれも記事を大量に追加した結果ではなく、既存のページの整理と、需要が来たときに受け皿が揃っていたことによるものです。
AI検索からの流入は9.5%で第3の経路の位置を保ちました。被引用はChatGPTが減り、他のエンジンが増えています。引用元の分散は続く見込みで、特定のエンジンに依存しない状態をつくる方向で進めます。
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